新車時から コニーショックを組ませて頂いて 乗り心地に好評を頂いていたユーザ様から 「さいきん揺られるようになってきたからショック替えよう」とご依頼頂きました
この5年来の間に 更にいろんなショックが発売されて来ましたが
最初の乗り心地に文句無い との事なので コスト的に中堅になった感のある同じコニーを選択
8万キロ5年超え
外傷、オイル漏れは有りませんが、経験的に間違いなく抜けてるはず
実際前と後ろ1本づつの2本は美味しい所のダンピングが抜けていました
新品にハイエース/レジアスエースに合うブッシュが付いてきます
このゴムの耐久性はダンパー寿命より有るので安心
しなやかな初期としっかりした抑えのダンピングが有り、車格に合わせ硬さを決めれるコニー君
ですが、車に取り付けした状態での簡単なダンピング調整は出来ないため、組む前に設定してやる必要があります
まずは黒カバーを外して
筒の抑えキャップにある ポッチ を抑えながら 筒を回します
今回はS-GL4WD ノーマル車高
フロントは 柔らかから2段 リヤは柔らかから1段
抜けてきたらまた硬くすれば使える>と聞かれますが、ダンピングは固くできても 気持ち良さは戻りません
美味しいあのコニーの乗り心地やブレーキペダルを蹴っ飛ばせるのは 「抜ける」までです
抜け≫って使いますが オフタイムでの意味はオイルが漏れることではありません
空気室のエアがオイルに混ざったり、オイル自体が劣化したり、バルブが変形したりと ショック内部での消耗の話です
だいたい3万キロくらいからが目安だなぁと感じてます 高性能なショックのほうが乗り味の変化に気づきやすいです
やわらかい設定にしてるほうが早く抜ける気がしてます
距離のっても変化に気づかない純正はヨクできてるのねー