「ハイエース専門店って聞いて 来て見ました」とご来店頂く事が多くなってまいりました この頃のオフタイム
専門店 という訳では無いのですが ほぼ 毎日200系ハイエース/レジアスエース と向き合ってますから そう感じられて当然なのかもしれません
よく調べてこられた方からは 「1Boxバンがベースだから 乗り心地とかも考えて 費用組んだ方が良いんでしょ? サスは何が良い?」 って質問も多いです
「サスのその前に タイヤ が重要なんですよ」 とご説明してます 社外タイヤへ替えるだけでかなり改善できるのです 足回りに関心が御有りなら続きをどうぞ ちょっと深い話
200系君の純正のタイヤ これ バンだろうがワゴンだろうが 195/80-R15 107/105L ってバン用が 着いてきます
今日のテーマ 『乗り心地』 で言うと 「このままが良い」 とは言い難いです ピョコピョコした振られ や ズンワ~と言う走行音 雨の日のグリップ力の低さ の割りの 耐摩耗性の低さ
これを車検に適合する範囲で良質タイヤへ替えてやるだけで 不快だった揺れが気にならなくなったり 雨の日に思いっきりブレーキが踏めるようになったり 音楽聴きながら/話しながらが出来る車だったんだな」 と実感してもらえるハズなのです
検査関係者から「純正じゃないとちょっと・・・」的対応を受けたり 「だって この規格のタイヤじゃないと車検通らないんでしょ?」 って世間の勘違いも多く ユーザーが混乱するのも当たり前
カスタムにはマダマダ付いて来てない世の中ですから オフタイムのつぶやき を読んでくださる方だけでも 「肝心な事」を 知っておいて欲しいのです
「車検に通るタイヤ」 の中に 「車両の総重さに 耐えれる事」 があり ここが 「バンタイヤじゃないと(LTタイヤじゃないと)駄目です」って勘違いの元
すでにハイエースクラスでは大抵の ワゴンもバンも特種も タイヤの(負荷能力)ロードインデックス を元に 判断する事となってます から タイヤサイズの 195/80R15 107/105L(←ここが重要)LT の場合 107を持って 判断して行きます
107/105L のロードインデックス の 意味 → 107 シングルタイヤの 1本で支えらる負荷能力 最大975Kg (105Lはダブルタイヤ時の数値で ハイエース/レジアスエースには関係ないです)
となり 前軸2輪 後軸2輪 ともに 許容タイヤ荷重は1950kg この範囲に 車の前後それぞれの総重量が入っていれば 検査OKって事です 下記 検査票参照↓
←この場合 フロントは103ですから フロントのタイヤ負荷荷重は875kgx2 の 1750kgとなってますね で 前も後も それ以下の総重量だから OK なのです この場合は 1870kgが一番重いので ロードインデックス106の950kgx2 1900kg以上でないと駄目って判断
1470÷2 の 735kg以上の ロードインデックスのタイヤならOK って事です 750kgの ロードインデックス98から以上が適合となるのです
この 検査票が とっても重要 普通ユーザーが手にする車検証には ここまで載っていませんから あとは検査官次第になってしまいます 必ず控えておく事をお薦めします
「じゃあ どんなタイヤが良いの?」の質問には また 後日・・