ビーグル犬を飼うと言う事

他界したカールさん ブログを観られた方々から お悔やみのお声を沢山いただいてます とっても嬉しいです

遺品を整理しながら モンキチの気持ちも整理してます  約一週間 トランポの事では無く 店長カールさんの事ばかり書き綴りましたので 今回で最終回にします

 思い出と報告です ショッキングな画像もあろうかと思いますので 辛い方は閲覧を飛ばしてください 今から犬を飼おうかなと思ってる人たちの参考に少しでもなればと 記することにします  

オフタイムを開業する寸前に 門内家に養子として迎えたカール君 (デベンジャー マウンテン ロード)ってカッコイイ犬名の彼

1人オフタイムを支えるマスコットとして ご来店様の接客業を担当させ お好きな方には大分可愛がって頂きました

当初「犬が嫌い」って言ってた人の中にも 今では「飼い始めれたんよ カールで慣れたんかね 不思議っ」て人も

そのうち カール店長とトランポでアッチコッチに仕事に遊びに出歩くようになり カールの立場から「有ったら良いな」な商品も作るキッカケにもなりました カールテーブル や カールピロー は 彼の発案と言っても過言では無いのです  今では淡々と売れていく定番商品になり カールも鼻高々でしょう トランポに毎日触れ親しんだビーグル犬って勲章もあるしね。

 ま、本人はトランポ自体は嫌いだったのですけどね、なんせ 毎日自分そっちのけでトランポばっかりをカマウ主人を見続けたのですから。

なれそめは 元々 ビーグル犬が好きだった奥様の影響で ブリーダーさんの所に引きうけに行ったのが始まりです

初めて 犬 を飼うモンキチにとっては 選ぶ条件は「遊んで~ と寄ってくる子」「手を叩いたらサッと反応する子」「色艶や目がキラキラしてる子」など 予習をして選ばせて貰いに行ったのですけど、3匹中 2匹はマンマ好条件でしたが カールのみ「モンキチを完全無視のマイペース」「ほっそり不健康そう」「ご飯も興味無い」な態度だったので 「この子絶対売れ残る・・」と思い 引き取る事に

引き受けの子犬時から 車で移動が当たり前の生活になったので 「オエーップ」の車酔いなどはしないし よく聞くビーグル逃亡癖もあまり無し ビーグルなので当然声は大きいのですが 物欲が少ない性格のお陰か吼え続ける事も無い オフタイムの店番を任すのにはピッタリ(?ちょい親バカ出てます)

モンキチの不注意で 全足損傷の大怪我を負ったり バイクに轢かれるなど 死に目に何度か遇わされながらも それでも慕ってくれる彼は 本当に愛おしい子供です

そんな彼 ココ近年 体調を崩す事が増え 大好きなお休み遠出も控えるようになった事を 「歳だからか?」などど 簡易検査で終らせていたのが 間違いだったのですね

最終的に 腎臓不全 に陥っている と解った時には 手遅れの状態でもありました 

治癒の手を施してやる事が叶わず、残り数日は 歩く事も間々ならないし意識も時々混濁するようなフラフラになり 呼吸すら上がりっぱなしで不眠状態 オシッコもウンチも出ず お腹はパンパン、それでも 「家に帰ろうや」と目で訴え寄りかかってきました、

苦しめられてるのだから 噛み付いてくれば良いのに、我慢してるんだから 泣き喚けば良いのに、 「静かに良い子にしなさい」のしつけを気丈に守ってる彼

「おかあちゃん帰ってくるけん 頑張ろうの」の掛け声に答え、最後の最後まで踏ん張り続けました

早引けして帰ってきた嫁さんとの触れ合いの後 とうとう苦しみ始め 全身の痙攣ヒキツケと吐血の咳をし 診察台の上で 心肺が停止

体が楽になったカールからは 我慢し続けた排泄物とドロドロの赤黒い肺液が流れ出て 本当に息を引き取った事を実感しました

決して「楽なお別れなど無い」 と覚悟はしていたものの、 息が止まりそうなほど締め付けられるとはこの事、

動物病院の皆さんには本当に良くしてもらい、また、数日だけでは有りましたが、カールさん以外の子らも目の当たりにしたりして如何にペットと向き合う事が大変なのか も学びました

「 犬を飼う 共に暮らす 」という事は
 未経験な世界の人や家族と家畜の境目が解らない人には怖くて手が出せない世界かもしれませんし、都合のいい家族で有る事も事実です、悩むのは当然ですよね、僕自身もはじめはそうでした。
 綺麗でも簡単でも楽でも無い事が多いのは事実ですから、ペットを物扱いしそうな人には奨めれませんが、 彼との10年ちょっとで得れた事や教えてもらった事与えてくれた幸せは掛替えのない大きな宝物です、 常に学べば良いのだ とも思えるようになってますし、とっても大事な事だとも思います。

 最後は人様と同じように弔い火葬して貰える施設も増えてるんですね

見送る事が出来たのも カールの日ごろの行いが良い子だったからかね

診察台の上での声にならない呻きは きっと「お父ちゃんも健康診断しんさいよー 僕みたいになるよー」と言ってた気がするのも
心を育ててもたったお陰じゃね

ブログでカールの闘病をUPし始めてから 多くのユーザー様や業者さま 友人から 励ましのお言葉をカールに頂けたり、思い出話をしたりとドンだけ存在が大きいかったのか 本当にオフタイムの為によくヤッテくれてたのかを ひしひし感じます

カール ありがとうねー

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