「あんちゃんよ、戦争はしちゃいけんで、絶対、二度といけん」
お爺が小さいモンキチによく言ってくれてた言葉です。
今日という日は、想像を超えた辛い体験をしてきたお爺の言葉を思い出させます、
「鬼畜米英から、母国を守れ」と、衛生兵として送られた南洋の小島では現地の人との交流もアットホームな雰囲気であった事、
あっという間のアメリカの上陸後、ジャングルの中で壮絶な生き残るための生活、
倒れて動けなくなった所を、捕虜となり、米軍基地で屋根の下に寝床と食事をもらえた事、
「彼らは営地で映画みたりアイス食べたりしよった、笑いよった、普通の人間じゃし、あんな国相手に勝てるわけ無いのにのぅ。
勝てるんじゃ、倒さにゃいけんのじゃ、とホンマかいのと思いたがらも習ってのぅ、」
「日本に送り返される船上から観た富士山は、美しかったのぅ」涙しながら話してくれた
国の指導者が狂うと、悲惨な結果が待っている、「あんちゃんよう周りをみとケェよ、おかしゅうならんように気をつけよ」と。
今の指導者達は如何ですか?
不戦の誓いを砕こうとしてませんか?
戦地から、生きて帰って来てくれて、僕まで命を繋いでくれた。
わしゃ裏切らんけんね。