隔壁有りバイクトランポ
100系のスーパーロングで隔壁車(荷室と運転席を壁で仕切ってある)を自力で、しかも絶妙なサイズ取りで製作し愛用されていたTKK様。

「もう車を替えんにゃいけん時期だ」

とゆうわけでオフタイムに相談くださり製作も任せてくださいました。

「荷室 と 客席 を仕切る壁を 前後に動かせれば 共に広く使えるよねぇ」
との要望に、「うん」と言ってしまったからさあ大変



1ナンバー登録車の客室と、荷室の面積を欲張りに最大限使えるように隔壁を移動式としつつ、客室がガソリン臭く成らないようにガスシーリングにも気を使いました。

スーパーロングなので車長は長いですが、荷室と客室の間に壁を作るのでサイズ取りがきわどいのです



なので、現物のバイクを入れ込んでぎりぎりの採寸をするのです

タイヤなど逃がせるところは徹底的に詰めて採寸

そのため鉄ブラケットや鉄枠をワンオフ




隔壁をつけて外さざるを得なくなった室内灯はバックドアーに移植



付いた隔壁を客室から見たところ。この状態で後ろの壁が下がっているので座席はゆったり




車内左の壁面には棚を仕込んであり、荷室でも客室でも使える仕組みに

左は隔壁を垂直に作ってあり

据付の棚を荷室客室で共用できる仕組みに



隔壁を荷室から見ると




FFヒーターも当然装備

FFヒーターはオーバーステップ部に設置

蓋で外壁を作ってスッキリ格納




天井の高い車両には欠かせない室内照明のパワーアップ



ベッドは皮調のカバーをかけて高級感UP




隔壁のガスシーリングに、ドアウエザストリップなどを各所に使用しました。
隔壁の移動の際に予想された、ウエザストリップのバタつき感は思ったより出なかったです。

隔壁ありのこの作りこみを実現するのは非常に時間が掛かります。
隔壁得意なダイワカーズさんて凄いと思うのね。

製作