トランスポーターの制作はトランポ広島グループへ

BASEパネル用パーツ(オフタイム)

付けたい!って思うパーツがなけりゃ
BASEパネルは意味がありませんからね...
― BASEシリーズのパーツ、池田さんが作っていたんですか!?

池田●いやいや、全部じゃないですよ。オグショーでBASEパネルが発売されて、最初はケミカルトレーとか、ツールトレーとかあったんです。でも、特に窓パネル用のアイテムはその後あんまり種類が出てこなかったんですよね。それで、いくつか作ってみました。

― 具体的には・・・?

池田●いろいろ試作しましたが、商品化されて好評なものは、プライベートボックス・ヘルメットトレーあたりですかね。あと、元々あったケミカルトレーと折りたたみテーブルを組合わせた"ケミカルトレー・プラス"なんかも僕の発案です。

― どれも使えそうなものばかりですね!

池田●そうですね。全て、実際にトランポを使っている状況を想定して作ったものばかりですから、気に入ったものを装着してもらえれば、きっと皆さんの遊びのフィールドで役に立ってくれると思いますよ。

― どれも細かいアイテムですが、どんな工夫があるんですか?

池田●まず、プライベートボックス。これはカギをかけておける小物入れなんですが、意外とトランポを使う遊びの現場ではクルマが開けっ放し!ってこと、多いんですよ。でも、やっぱり財布とか携帯TELとか気になるでしょ?特にサーファーやバイクなんか、ゲレンデに出て帰って来る度に車のカギを開けるのは面倒くさい。かと言って、財布持って海に入れませんよね?

― それで、カギ付きの小物入れ、と。

池田●そう。しかも、鍵は服やウェットスーツのポケットに入れても痛くない内溝タイプにしました。ポケットの中で邪魔にならないし痛くない。こういう細かいところにこだわっちゃうのは性格かもしれませんね。でも、本当の発想の元はこのボックスの中にある『鏡』なんですけど...

― 『鏡』ですか?

池田●トランポを使ってさんざん遊んだあと、ちょっと鏡見たくなりませんか?あと、車中泊したりしたら、女性には必需品ですよね?最初は鏡をどうやって安全にトランポに装着するか?だったんですよ。で、「面倒くさいから車につけちゃえ!」と。どうせなら鏡の前にちょっとした化粧品を置けるぐらいの開閉式テーブル・・・だったらそのまま小物入れ・・・ま、そんな発想です。
ちなみに鏡はガラスだとやっぱり危ないので、反射面の綺麗なアクリル製を使っているんです
安くても機能的。BASE窓パネルを付けるなら
試しに何か付けてみてください。きっとお役に立ちますから。
―  プライベートボックスひとつでも相当なこだわりがありますね!

池田●可動部の多いパーツとかは、やっぱりいろいろ考えるところが多いですね。ベッドキットのような大物ではない。小物だけにそれほど高額にはできないのも辛いところですけど...。

― 可動部の多さという点でフォールディングテーブルは見事です!

池田●ありがとうございます。これはコンビニ弁当がちょうど置けるぐらいのサイズの折りたたみ式テーブルなんですが、もともと斜めな窓パネルに、水平にテーブルを設置することと、使わない時、できるだけ荷室に出っ張らないようにすること(コンパネ厚2枚分:24mmに収まる!)をテーマに製作しました。

― この動きでこのサイズに収まっちゃうのはホントにすごい!

池田●片面に台のあるスタンダードベッドなんかだと、弁当やジュースを置く場所もあるんですが、ほとんどのベッドはマットの上に直接置き。やっぱり飲み物とか不安定でイマイチなんですよね。かと言って、全面フラットのベッド面は捨てがたい。そうなるとやっぱりこういうテーブルが生きるんですね。

― 価格も安く、取付も簡単なのがいいですね。

池田●いや、ホント。僕らの仕事はコストとの戦いですよ(笑)!自分たちがトランポ使ってる側でもありますけど、やっぱり、趣味にお金と時間使いたいですもんね。自分で作れるかもしれないけど、多少お金出しても自分でやるよりずっとキレイだし、そのための手間ひま考えたらやっぱり買った方が安い!そんな手軽さと価格をいつも目標にしてます

― 広島の『オフタイム』さんでこれほどのパーツが生まれているのは
意外でした。これからも私たちが"欲しくなる"もの、お願いします!


池田●トランポを使っている皆さんに直結した"生の声"を生かせる商品をこれからも作っていきたいと思います。BASE窓パネルとセットで是非使ってみてくださいね!
開発者に、商品開発のきっかけや、ポイントをインタビューしました