トランスポーターの制作はトランポ広島グループへ
移動ワーク&旅仕様
ハイエースキャンピングをこよなく愛すお客様より「買い替えもまたハイエースにしようと思ってるんですよ」と声をかけていただきました
なんとも理想のトランパーで、車内泊に理解も有り熱の入った仕様を作らせて頂きました
ある日、一本の電話が・・ 「キャンピングカーとかやっとられますか?」
長年100系のロングキャンパーをお使いで、すでに40万キロ走破のM様
ゆっくりした口調と柔らかな人当たりで接して頂き、お話を聞かせていただくとすごい経歴の持ち主で楽しくお話させていただき、僕のほうが魅力にハマリ「どんな仕様にでも作ります!」となりました。
「とっても気に入っててまだまだ乗りたいんだけど、メンテナンスに時間と費用が掛かり始めたんですよ。でも、すごく使いやすいからねー。」
「でも奥方様が、「もうそろそろお替えになったらいかが?」って薦めてくれるんでねー」
とのことで、乗られていた100系の車両を見せて頂くと、本当に綺麗でしかも使い勝手のいいレイアウト、まったくもって1人で全国を営業しながら旅をするのにうってつけの仕様でした。
新型(200系)でも同じようなことができるのだろうか…と、一瞬不安はありましたが、現状の4ナンバー制約を満足させながらもしっかり寝床と仕事場を確保しました。
その上で、家電製品100Vの機器も多く設置することが出来ました。
いろんな図面を引きながらお客様と一緒に考えた世界に一台の特別仕様です。
今回は床貼りなしで家具やベットを固定するために「根太(ねだ)」を入れて架装します
その根太の上に家具を架装していくのです
冬場の車中泊は電気毛布で寝ていたとのことなので「FFヒーター」を導入
FFヒータの装着場所は、ハイエースはサイドステップ下がオススメです
サイドステップに暖気吸入パイプを通します |
FFヒーター本体はその裏に敷設します |
ギャレーは左側に設置
流しの水道の口がシャワーなのは |
バックドアーのダンパーにつけて水浴びできるように |
そのギャレー前方には
100Vデッキとチューナー、小物入れスピーカは移植 |
ベッドを設置してても出し入れできる位置に |
さらに前方にはエンゲルの冷蔵庫を、必需品です
右側ベッドボックス下は収納スペース
その上の窓はパネル埋め加工の上で棚を設けました
室内の全容は、1000x1890のベッド面80mmの快適ベッド空間です
サブバッテリー装備のため、100V電源での充電ができるようコネクターを付けました
陸事で難なく4ナンバ取得できましたが、実際の中身は乗り換え前のキャンパーのままです。
車内泊がメインのため使用電気量が多くサブバッテリーの充電が問題でした。
最近の低燃費車はエンジンのバッテリー充電の仕組みが変わってて、サブバッテリー積めば万能、ってわけにはいかないのが現状なのです。
製作