ワゴン車トランポ仕様
トライアルバイクとバイシクルトライアルそれにロードバイクも所有の超行動派、国際派なお客様からの依頼です。
「トランポとして使う時にシート後部の長さが足りないんですよね」
ワゴン車ゆえの悩ましい所をキャラバン特有の「脱着セカンドシート」に着眼
長く苦しい床貼りの戦いに打ち勝った記念すべき一台です



当初ローダウンのご相談でご来店いただいたK様。
お話をするうち、バイク乗りで最近トライアルを始められたそうで、しかもモンキチが昔からお世話になってるバイクの先輩がK様の会社で先輩だったりして。
話の弾む中「今コレに無理矢理2台トライアルバイク積んでるんですよ~」、とK様。
もん「えええぇ?(ワゴンでっせ、キレイな内装、サードシートも着いてる・・・)ホンマですか?」 
K様「積めるけどもっとねぇ、シートが外れるって聞いて買ったのにねぇ」
もん「こここうやったりして床貼ってこんな感じで、えーっと、あ゛リヤヒーターが床から出てる……」
K様「おおっ、やっちゃってください!」
もん「ほほほほほ」 
から始まったイケポンの死闘




キャラバンロングの、まずは車高調から



ショックの交換

ドッグファイトショックと

ブロックと緩めの車高調整



次いで、問題の床貼り作業。床を剥がすとウレタンとエアダクトがぎっちり組まれている



これを気合で取り除いてストリップ状態にする



床の板は段階を追って加工していったのです

一枚目の板を高さ調整にあて

二枚目はエアーダクトのエアーの通り道をつけます


エアーの吹き出し口はここなんですね



ここまでの工数を重ねてやっと平面ができるのです

三枚目で平面に仕上げて

床材貼ってやっと完成




で、シート乗っけて、バンザーイ!




純正でのセカンド脱着式シートがトランポ化の肝です。
防汚シート表皮にフルカバーの内装、シットリ踏ん張る足回り
数多いアシストグリップで良いとこ取りのトランポですね

*注意  構造変更必項架装です。

製作