4ナンバーでの最上級グレード『S-GL』をマルチなオートバイトランポへ架装させて頂きました
床貼りとトランポプロパーツもコラボレートした特殊な仕上がりにもなっています
セカンドシートがスライド出来るトランポの進化Verともいえるトラッケージ
積まないときは広く、積むときは手間なく、の両立車です


T-Proを床縁とする事にし、脱着出来る手摺を装備出来ました
 
お母様の為に乗り降りも考えたやさしいユーザ様のトランポでもあります

グライドするシートの肝はフリースタッドレールです、天井にもフリースタッドレールを配置
 
トラッケージの肝、スライド機構はシート用ロック装置をS-GLシートに合わせ加工取付、
フリースタッドレール自体をグライド機構として使います、強度と並行水平を出すため床貼りの下に専用鋼板が取り付けてあり
シート取付の強度と固縛フックの強度を持たせてあります
グライドシートですのでタイヤストッパもそれに合わせ前後スライド出来る仕様としました
 
シートバックには、背面保護も兼ねた単体ベッドを括り付け、足は単独脱着式です

コチラ↑はオフ車1台と就寝時のパターンです

フルベッドパターンです、ベッド厚はあえて最薄、収納性を重視しました
 
シート背面に抱かせていた補助マットは独立式のため車外でベンチとして使う事も出来ます
ベッド骨格がトランポプロパーツで構成してあるため、跳ね上げた「裏」も有効にフッキングして頂けます

今では当たり前のように装着される、バックエンドレールも装備
 
爪式ラダーのズレ脱落を防止でき、ライダー様に好評です、最後尾から引っ張れるというバイクトランポにとっても有効な
固縛の仕方が出来ますので、安定した積載が可能になります
 
左右のフリースタッドレールはマルチバイクトランポ仕様のために、専用ブラケットを内骨格へ縫い付け、
レールを固定してありますので、人がぶら下がった位ではビクともしません
オフ車なら楽勝、300kgクラスの重量車でも揺らぐ事無い強固なフッキングが出来ます

後ろからバイクが引っ張っておける事で、タイヤストッパに負荷が掛からないため、このような簡易的ストッパで
十分機能します

バイクの振れを取るため後輪やフレームを後方左右から引っ張ってやり、ハンドルストッパに当たった状態をキープ
出来るように、前左右から止めてあげます。
サスペンションやタイヤへの負荷が大幅に減らせれす


積載のプロ、バイク屋さんは扱い車種が多ければ多いほど[タイヤストッパー]なるものを車に縫い付けていません
ゴムブロックや木片、パイプとロープを自在に操って高価なバイクを積まれます
「基本はバッテン引き(Xの字にタイダウンする事)とフロントタイヤを回らなくする事だ」
と多くの方に習いました
バイクを前に動かなくするだけで、安定性が全く別物になり安心してトランポできるようになります